Dhammacast: 2007年6月アーカイブ

「ブッダ唯一の願いのために」(23分11秒)をダウンロード

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アルボムッレ・スマナサーラ長老の法話ポッドキャスティングです。6月24日 (宗)日本テーラワーダ仏教協会総会における祝福のご挨拶。

「仏教について話そうとする場合は、五戒を守って冥想して、お釈迦さまの教えを学べば終了します。しかし、我々は現代社会に生きているから、残念ながらいろいろ組織が必要になるのです。宗教法人という組織もそうです。それは私のせいではなくて日本の法律のせいですが。

私は一応、スリランカお寺の住職ですが、鍵も持ったことないんです。だいたい普通、仏舎利の鍵くらいは持っていますが、それももったことない。管理というのはめんどくさいんです。

仏教は出家説法したり冥想教えたり。他のセクションは在家が管理する。二人三脚で続いてきました。決して「出家主義」ではないんです。みんな自分で責任感を持っています。能力のある人は、その能力をブッダのために貢献するんです。みんな、自分の持っている能力をブッダのためにお布施して、それで仏教が成り立っていく。お坊様方とみなさんは一心同体で日本に仏教伝えているんです。

皆さまは、偉大なるお釈迦さまに協力しているんです。ブッダは苦しんでいる人々を何とか助けてあげようとしたのです。その、お釈迦さまの唯一の願いを皆様は叶えてあげているんです。それは、そうとう立派なことですよ。……」

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

「生命の『進化』はこころで決まる/言語とコミュニケーション」(25分13秒)をダウンロード

A. Sumanasara thero. Photo by Harumi Aidaスマナサーラ長老のご法話をポッドキャストで配信。6月22日(木)上座仏教教室での質疑応答より(ゴータミー精舎にて収録)。

生命の「進化」はこころで決まる

「……人間はいま進化していると思っています。しかし仏教から観れば、退化しているのです。進化・退化という言葉は仏教では『こころ』で考えるんです。こころに汚れが溜まれば溜まるほど、退化するのだと。……(輪廻や餓鬼・天界など)現代人の知識レベルで仏教の生命論に触れると、いろいろ引っかかるところが出てきますが、『こころの次元で生命の次元を考える』という基本を押さえておけばよく理解できると思います。」

言語とコミュニケーション

「……仏教のジャータカ物語では動物と対話したりする場面が出てきます。違和感を持つかもしれませんが、言語というのは生命に本来あるものではありません。人間がわざわざ作った道具であって、他の生命には関係がないのです。人間同士でも喋れない。各グループが自分勝手に音の道具を作ったのですから。コミュニケーションとは、こちらで感じたことを相手に共鳴させることです。しかし言語では、他の種族に共鳴させられない。しかし、言語を抜きにすれば、ちゃんとコミュニケーションが成り立つのです。動物にも私が観察すると、ちゃんと理屈があって論理があって、たくらみがあってしっかり生きているんです。動物には、それを言語化するセクションが脳にないだけです。……」

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

「ブッダの「無価値」論/ブッダの道徳・世間の道徳」(48分27秒)をダウンロード

A. Sumanasara thero. Photo by Harumi Aida

アルボムッレ・スマナサーラ長老の法話ポッドキャスティングです。2007年6月9日 「ヴィパッサナー冥想と法話の会」(ゴータミー精舎)での質疑応答より。以下、講義のメモと併せてお聴きください。

●ブッダの無価値論

Q:何冊か長老の本を読みました。その中で「心を壊してしまう」という一節を読んで怖くなった。心を壊してしまってホントに大丈夫なの?

A:その文章の脈絡が解らないと言いにくい。しかし仏教は幸福の道を語るから、仏教の言葉に怖くなる必要はないんです。仏教は幸福になるために、不幸の原因を壊すんです。不幸の原因に「価値」を入れるとそれが残ってしまう。なぜ幸福になれないか? ずっと原始時代から人類頑張っている。いろんな開発しながら、発展しながら現代まで。目的は一つ、「幸福になりたい」と。宇宙にまで行くけど一向に幸福にならない。あらゆる技術あっても地球上の人に食べ物がない。いまだに人殺しもやめられない。原始時代からいままで人殺しをやってきた。ぜんぜん幸福になってない。

「『心の病』と瞑想/『介護』を修行に」(26分23秒)をダウンロード

Dsc_0054 アルボムッレ・スマナサーラ長老の法話ポッドキャスティングです。5月24日 「上座仏教教室」(千駄ヶ谷区民会館)の質疑応答より。

1)「心の病」と瞑想……質問:精神病を抱えている人は「瞑想」できないのでしょうか? 答え:心はホンの一秒以内で変化します。「心の病」は本当ならば身体の病よりもいとも簡単に治るはずなのです。しかし、……

2)「介護」を修行に……自分と主人の両親、三人の介護をしている。そのうち二人は認知症を発症。忙しい日常でほんのちょっと瞑想することもままならない。どうすれば? 答え:まず、あなたは三人もひとりで介護するなんていう、普通の人間にはとうてい無理なことをしているんだと、理解してください。だから、うまく行かないことがあっても、気にしないことです。瞑想する時間もない、ということで悩んでもいけません。……

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

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