法話の記録: 2007年12月アーカイブ

12月24日に仙台でA.スマナサーラ長老講演会「怒らないこと Don't Get Angry」(仙台市情報・産業プラザ)が開催されました。以下、当日の法話メモです。

071224101213 怒るしかない世の中で、怒らないでいることはすごいことです。
料理は準備が大変ですが、あっという間に食べ終えて、片づけにまた時間がかかる。そういう人生で、怒って嫌な気分になるのは当然です。面白くない、退屈というのも怒りです。条件が好ましくない、ということが怒り。条件がそろっていると怒らないのです。愉しいのです。カンカンに怒ることだけが怒りではなくて、嫌な気分、退屈、あー嫌だというのも怒りです。だから、人間は一日じゅう怒ってるのです。

2007年12月23日に開催された、スマナサーラ長老による今年最後のダンマパダ(法句経)講義のメモを掲載します。

na bhaje paapake mitte.
悪友とつきあってはいけない、
na bhaje purisaadhame.
卑しい人とはつきあってはいけない。
bhajetha mitte kalyaaNe.
善友とつきあいなさい、
bhajetha purisuttame.
尊い人間とつきあいなさい。
(Dhammapada 78)

スマナサーラ長老 撮影:相田晴美

これは一般的な教えです。お母さんも言ってくれる、決して珍しくない言葉です。

なぜ悪人と手を切らなければいけないのでしょうか。
それは、「影響を受けるから」です。

人付き合いとは互いに影響を受けることです。
関わりを持って生きることは影響を受け合っていることです。
物理的な関わりではなく心の関わりなのです。
生命とのつきあいは確実に心のふれあいになります。
しかも、影響は一方的ではないのです。
強い人の影響を弱い人が受けるのです。
「朱に交われば赤くなる」のは、本人が弱いときです。
本人の心が強ければそうならないのです。
これは、法則として覚えておくべき事です。

どうしても仲間に入りたい、人とつきあいたい、友達をつくりたいと思っているとき、危ないのです。自分の芯が弱いからです。「誰でもいいから友達がほしい」という状態は危険です。相手の影響をもろ受けます。芯が強い人は、無理に他人とつきあいたいと思わないのです。

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