施本PDF『仏道の八不思議 お釈迦様の教えの特色 pahārāda suttaṃ』

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スマナサーラ長老の経典解説(日本テーラワーダ仏教教会機関誌『パティパダー』連載)をまとめた施本をPDFで公開いたします。ダウンロードしてご自由にお読み下さい。

※このPDFファイルの商用利用や他サイトでの再配布、改変は固くお断りいたします。

はじめに

 「初期仏教経典」というお釈迦様の直々の教えから、一つ経典をご紹介いたしましょう。
 経典には「仏教とは何か」というお釈迦様の教えの特色を示しているエピソードがいくつかあります。多くの方々は、「仏教って一体どんな教えなのか?」  と疑問に思ったことが一度はあるのではないでしょうか。といいますのも、仏教はまったく宗教的ではないからです。祈祷やお祓いなどはやりません。仏教以前からある伝統的なしきたりや習慣も、全部くつがえしてしまうのです。たとえば、インド文化では年上の人を尊敬しなくてはなりません。年上の人が来ると、立ち上がって深く礼をしなければならないのです。この習慣は現代になっても続いていて、年上の人にたいしては必ず挨拶をします。お釈迦様は、そのようにはやりません。年齢ではなく、人間の道徳性を重視されたのです。つまり尊敬し、礼をすべき人とは、「道徳的に優れている人である」と教えられました。このようにして、あらゆることをくつがえされたのです。
 しかし、そういうことをしながらも、お釈迦様は宗教家として出家し、托鉢をしながら、何もモノを持たずに生活しました。 ですから、仏教を学ぼうとする方々にとっては、お釈迦様は宗教家か、あるいは革命的な生き方を教える人か、どちらかわからなくなるのです。それで「仏教って何なのか?」という疑問が出てくるのです。
 経典には「仏教はこういうものである」と紹介する教えがいくつかあります。この『パハーラーダ経』も、その一つです。お釈迦様ご自身が、自分の教えはどのようなものかと説明されているこの経典はとても貴重な記録であり、皆様にも大いに役立つでしょう。

出典:aṅguttara nikāya, aṭṭhaka nipāta, 2 mahāvagga, sutta No.09 pahārāda suttaṃ

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

※施本は刊行の趣旨に賛同された人々のご喜捨で制作されています。次回刊行に向けてご協力頂ければ幸いです。【協会のお布施窓口

※本コーナー開設以前に掲載したPDF文献については協会HP内「PDF文庫/折々の法話より」で御覧頂けます。

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このページは、naagitaが2011年8月30日 20:59に書いたブログ記事です。

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