2009年12月アーカイブ

ブッダ成道の地で考える―智慧ある人の条件(52分12秒)をダウンロード

今週のDhammacastは、去る2009年12月1日夜、インド・ブッダガヤのスリランカ寺(大菩提会)で行われたスマナサーラ長老のご法話(質疑応答)を配信いたします。智慧ある人の条件とは何でしょうか?釈尊成道の聖地で考えてみました。

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智慧ある人は謙虚です(例:サーリプッタ尊者、中村元博士、アインシュタイン博士)。そして謙虚な人が智慧を獲得する。両方の側面があります。人があれこれ、ややこしく考えるのは頭が機能しないからです。頭が機能している人はシンプルに軽々と考える、自我なしにただ世界をおもしろがって見るのです。頭のいい人は小学生の思考パターンで考えるので、その話を聞く人も理解できない人はいないくらい。苦労して学んだ人は「おれがやったぞ」と見栄を張ってしまう。本当に頭いい人はそんなこと少しも思わないのです。

脳をいじめて苦労して学ぶ人は我が強くなってカッコつけます。肩書きを集めて肩書きに隠れて自我を肯定しようとするのです。頭のいい人とアホな人というのはそうやって区別できます。相手を見下して、「バカじゃないか」と思うことは怒りです。怒ると頭が止まるのです。ストレスが溜まっても頭が止まるのです。我々は「怒り」についてもっと理解した方がいいと思います。かんかん怒ることばかりが[怒り」ではありません。ああ、嫌だなぁ、めんどくさいなぁ、という気持ちも怒りです。いつでも脳の動きをストップさせる(心の)はたらきが「怒り」なんです。ですから、怒ってコラッ!と怒鳴る代わりに、いつでも冗談に入れ替えてしまえばいかがでしょうか?
(スマナサーラ長老のご法話より)

~生きとし生けるものが幸せでありますように~
去る11月21日(土)、新潟県上越市の上越文化会館でスマナサーラ長老の講演会 「ブッダの教えと禅の心-スマナサーラ長老、道元禅師を語る-」が開催されました。

荒天の中、約550名の方が参集され、道元禅師の遺教である『八大人覚』と同じ内容を語られた、パーリ聖典『偉大なる人の思考(マハープリサ・ヴィタッカ)』に関する講演に熱心に耳を傾けておられました。

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新潟県第三宗務所青年会の30周年記念事業として企画された同講演会の実現に尽力された百目鬼洋一(どうめき よういち)師より、感想のコメントをいただきましたので、以下掲載いたします。


人を最も成長させるのは、自分のそれまでの世界観をひっくり返してしまうような「圧倒的にすごい人」に出会い、その謦咳に接することだと思います。日頃、伝統教団の慣習や決まり事の中にいる私たちは、往々にして自分の成長の目途を見失いがちです。

「わーぁ、本物だぁ」いささかミーハー調ですが、スマナサーラ長老をお迎えした私の偽らざる感想です。威圧感ではなく親しみの中に大きな智叡を感じる長老の存在感に圧倒されました。

ご講演を拝聴した皆が、成長の芽を頂いたと確信しています。ありがとうございました。

百目鬼洋一

百目鬼洋一師

~生きとし生けるものが幸せでありますように~


釈尊成道の聖地ブッダガヤにて(42分44秒)をダウンロード

ひさびさ更新のDhammacastは、去る2009年12月1日午前、釈尊成道の聖地であるインドはブッダガヤ大菩提寺境内の公園で行われたスマナサーラ長老のご法話を配信いたします。

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「生かして生きる」という釈尊の平和の教えが体現された聖地ブッダガヤの由縁と魅力がユーモアをまじえて語られます。私たちがブッダの言葉を読経する際の心構えについても心すべき指摘が......。バックで詠唱されるチベット僧のド迫力読経供養と、のどかな鳥のさえずりもお楽しみください。

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~生きとし生けるものが幸せでありますように~

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