「眼根、耳根、鼻根、舌根、身根から怒り憎しみ、執着、あらゆる依存というシステムが出てきます。五根に依存して人々はとことんダメになる。ブッダはそれに対立する別の五根を教えているのです。眼根......身根を通して苦しみの悪循環のプロセスが現れる。そこでお釈迦様は、その悪循環を断ち切るための別なインドゥリヤ(根)を五つ教えるのです。五根(信・精進・念・定・慧)は、心を成長させる新しいプロセスなのです。そのプロセスで怒り苦しみ貪りなどが消えて、心がきれいな状態になる。今日はその五つを紹介して、定義します。」
スマナサーラ長老のパーリ経典解説(2009年4月21日ゴータミー精舎)の模様を3回に分けて配信します。相応部経典大篇根相応第二分別経 Dutiyavibhaṅgasutta(S48-10)を取り上げます。三十七菩提分法のうち五根(信・精進・念・定・慧)について説かれた経典です。
第二回は、五根のうち「信根」についての解説です。仏教の「信」とは、いわゆる信仰ではなく、なるほどそうだ、という「納得」であると説かれます。
※経典資料は以下のリンクからダウンロードして下さい。
Dutiyavibhangasutta.pdf
~生きとし生けるものが幸せでありますように~

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