2007年12月アーカイブ

12月24日に仙台でA.スマナサーラ長老講演会「怒らないこと Don't Get Angry」(仙台市情報・産業プラザ)が開催されました。以下、当日の法話メモです。

071224101213 怒るしかない世の中で、怒らないでいることはすごいことです。
料理は準備が大変ですが、あっという間に食べ終えて、片づけにまた時間がかかる。そういう人生で、怒って嫌な気分になるのは当然です。面白くない、退屈というのも怒りです。条件が好ましくない、ということが怒り。条件がそろっていると怒らないのです。愉しいのです。カンカンに怒ることだけが怒りではなくて、嫌な気分、退屈、あー嫌だというのも怒りです。だから、人間は一日じゅう怒ってるのです。

「『神の不在』と道徳の根拠」(39分29秒)をダウンロード

A. Sumanasara thero. Photo by Harumi Aida

今年の八月、カトリック教会の福者である故マザー・テレサの書簡が公開されました。その中で彼女が長い間「神の不在」に悩んでいたことが明らかになり、世界に大きな衝撃を与えました。

この出来事について質問を受けたスマナサーラ長老は、生涯を他の幸福のために尽くした彼女の冥福を願いつつ、「神の不在」と道徳の根拠について、法話をしてくださいました。

(2007年12月20日 千駄ヶ谷区民会館「上座仏教教室」にて収録)

本編がことし最後のDhammacastとなります。
皆様よい年をお迎えください。

~生きとし生けるものがしあわせでありますように~

2007年12月23日に開催された、スマナサーラ長老による今年最後のダンマパダ(法句経)講義のメモを掲載します。

na bhaje paapake mitte.
悪友とつきあってはいけない、
na bhaje purisaadhame.
卑しい人とはつきあってはいけない。
bhajetha mitte kalyaaNe.
善友とつきあいなさい、
bhajetha purisuttame.
尊い人間とつきあいなさい。
(Dhammapada 78)

スマナサーラ長老 撮影:相田晴美

これは一般的な教えです。お母さんも言ってくれる、決して珍しくない言葉です。

なぜ悪人と手を切らなければいけないのでしょうか。
それは、「影響を受けるから」です。

人付き合いとは互いに影響を受けることです。
関わりを持って生きることは影響を受け合っていることです。
物理的な関わりではなく心の関わりなのです。
生命とのつきあいは確実に心のふれあいになります。
しかも、影響は一方的ではないのです。
強い人の影響を弱い人が受けるのです。
「朱に交われば赤くなる」のは、本人が弱いときです。
本人の心が強ければそうならないのです。
これは、法則として覚えておくべき事です。

どうしても仲間に入りたい、人とつきあいたい、友達をつくりたいと思っているとき、危ないのです。自分の芯が弱いからです。「誰でもいいから友達がほしい」という状態は危険です。相手の影響をもろ受けます。芯が強い人は、無理に他人とつきあいたいと思わないのです。

Img_2911
12月22日、かやの木会館での月例講演会の後、ゴータミー精舎でテレビ東京「トコトンハテナ」の収録がありました。インタビュアーは人気お笑いコンビのクワバタオハラのおふたり。放送は明けて1月20日18:30~の予定です。お楽しみに。

Img_2915_2
23日は朝9時からゴータミー精舎の大掃除。たくさんの方が参加してくださいました。

Img_2916
あいにくの雨模様でしたが、おかげさまで精舎の外側も内側もきれいになりました。

Img_2904
事務局のコピー機の上から人間たちに采配を振るうナミ(裏住職)。

Img_2917
同じく事務局の倉庫に避難したイナリ。相変わらずシャイな奴。

お昼をはさんで、午後からはスマナサーラ長老のダンマパダ講義がありました。今年最後のご法話とあって、質疑応答も活発で充実した講義となりました。最後に比丘サンガより祝福のお経をあげていただきました。

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

12月19日午後、日本テーラワーダ仏教協会の月刊誌『パティパダー』08年1月号を発送いたしました。読者の皆様のもとに届くまで数日お待ちください。今月もたくさんのボランティアの皆様のご尽力で滞りなく発送作業が終了したことに感謝いたします。

Hyoshi0801

1月号表紙説明「華香品第44,45偈」

今年はダンマパダ・法句経の偈を題材にした絵にしようと思い、新年に相応しくプッパワッガ・華香品の第44と45偈を選びました。
 画面が単調にならないようにと思い、三人の小坊主、正しくは三人の沙弥に登場してもらいました、そして、子年に因んで2匹のねずみをあしらいました。沙弥たちはさまざまに花(真理)をつんでいるようです。(酒主浄忍)

第44,45偈

 誰がこの大地を征服するであろうか?
 誰が閻魔の世界と神々と共なるこの世界とを征服するであろうか?
 わざに巧みな人が花を摘むように、
 善く説かれた真理の言葉を摘み集めるのは誰であろうか?

 学びに勤める人こそ、この大地を征服し、
 閻魔の世界と神々と共なるこの世界とを征服するであろう。
 わざに巧みな人が花を摘むように、
 学び勤める人々こそ善く説かれた真理の言葉を摘み集めるであろう。

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

12月15日(土)午前、兵庫県三田市の新精舎建立予定地の戒壇敷地内で、A.スマナサーラ長老を導師にお招きして、新精舎建立の地鎮祭が執り行われました。簡単な写真レポートをお届けします。

071215100948
ひゅぉぉぉぉぉぉぉぉっと寒風吹きすさぶ三田新精舎の建立予定地。戒壇敷地内に設営されたテントにお釈迦さまを安置した仏壇が設けられました。

071215102730
関西新精舎建設委員会の面々を中心に、設計者や工事関係者を含む30名以上が参集しました。

071215103541
地鎮祭法要の準備をされるスマナサーラ長老。お釈迦さまへのお供えの品々に聖糸を結びます。

071215104756
続いて聖糸でもって精舎敷地をぐるっと囲みます。

071215111143
最後に、参列者の手にも聖糸がわたされて読経法要がスタート。

071215122759
法要の後、新精舎の周囲に結界をつくるため、経文を刻んだ銅版を収めた壷を八箇所に埋めました。その準備をするスマナサーラ長老。左手のポリバケツに入っているのはお浄めの砂。

071215123258
敷地の境界に上述の壷を安置するスマナサーラ長老。事前に掘られた穴にお浄めの砂を撒いて聖水を注ぎ、その上に壷を安置して埋設しました。お浄めの右手の箱は八方の神々精霊?へのお供えを載せた祭壇。

スマナサーラ長老が建立予定地に入られたのは午前9時頃でしたが、撤収作業が終わったのは午後1時過ぎ。準備と撤収を含めて四時間以上の寒中法要となりました。終了後は三田駅前のホテル会議室に移動して、暖をとりながら、スマナサーラ長老を囲んで一同しばらく懇親会を持ちました。

これでいよいよ、三田新精舎も来年早々の工事着工を待つばかり!

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

「なぜ渇愛が生れるのか?」(34分49秒)をダウンロード

Dsc_0040

久々のDhammacastは録って出しの上座仏教教室Q&Aより。

「では、質問します、私から。
 なぜ人々に渇愛が生れるのでしょうか?」

スマナサーラ長老からの質問に、参加者が果敢に答えます。さあ、皆さんも一緒に考えてみてください。
(2007年12月13日 千駄ヶ谷区民会館にて収録)

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

今日は北伝仏教の成道会。

若手の僧侶を中心として運営されている、超宗派仏教徒によるインターネット寺院「虚空山 彼岸寺」主催の講演会、『仏になるための仏教講座』 Vol.1「いま生きるためのブッダの智慧」にA.スマナサーラ長老が出講されました。

1208_1

会場は神谷町の浄土真宗梅上山光明寺。本堂から見上げると東京タワーがすっくとそびえるビューポイント。本堂前は寺カフェ・神谷町オープンテラスとしても開放されています。写真は光明寺墓苑(東京タワー側)から見た光明寺の全景。

1208_2

光明寺の境内に入ったとたん、たくさんのボランティアスタッフが丁寧にお掃除している様子がすごく印象に残りました。写真は本堂での受付の様子です。協会から参加した方のご協力で関連書籍の販売もさせていただきました。

1208_3

光明寺本堂で講演されるスマナサーラ長老。「手形仏教と現金仏教」というテーマでお話されましたが、受講者からはとても鋭い質問もされて、成道会に相応しい、たいへん充実した講演になったと思います。質疑応答の後、成道会の短い法要が営まれ、オープンテラスでお茶を飲みながら1時間ほどの懇親会も開かれました。スマナサーラ長老は受講者の皆さんから質問攻めにあっていました。

講演の模様は彼岸寺のポッドキャストでも配信されるそうです。お聞きのがしなく!

最後に、素晴らしい会を主催してくださった彼岸寺の皆様、どうもありがとうございました。

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

このアーカイブについて

このページには、2007年12月に書かれたブログ記事が新しい順に公開されています。

前のアーカイブは2007年11月です。

次のアーカイブは2008年1月です。

最近のコンテンツはインデックスページで見られます。過去に書かれたものはアーカイブのページで見られます。

ウェブページ

Powered by Movable Type 4.1