11月12日~13日 カティナ衣法要レポート

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去る12日夜から13日昼にかけて、ダンミッサラ長老が滞在されている八王子市山田の正山寺国際仏教センターで開催された雨安居明けを記念するカティナ衣法要(kaThina civara puujaa)に行って来ました。協会からもスマナサーラ大長老はじめ三名のお坊さんと、延べ10名ほどの会員の方々が参加されました。

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京王線めじろ台から歩いて15分ほどの住宅地にある正山寺にはダンミッサラ長老とスダンマ師の駐在僧の他、8名の僧侶がスリランカから来日されていました。年に一度のカティナ祭を盛り上げるべく、在日スリランカ人の方々が参集して大賑わい。(写真は13日朝の様子)

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スダンマ師が手作りした切り紙で作られた白いお堂。手前はダンミッサラ長老です。お堂の真ん中にあるテーブルには聖仏舎利(いつもは正山寺の本寺にあたる近隣の曹洞宗雲龍寺にあります)が奉安されています。切り紙は法輪や樹木をデザインしたもので、天井には様々なハーブの葉が吊り下げられています。これは、本来この儀式が森の中で行われていたことを象徴する意匠だそうです。お堂のなかで、僧侶が交代しつつ、夜を徹しての読経(paritta)が続けられるのです。

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紙のお堂の内部。写真右からスマナサーラ長老、スダンマ師、ヤサ師、ワンギーサ師。スマナサーラ長老の手元にあるのは貝葉紙に記録されたシンハラ文字のパーリ聖典です。ヤサ師とワンギーサ師が覗き込んでいるのは、スリランカで刊行されたcatubhaaNavaarapaaLi の原文&英訳本 Safeguard Recitals(Edited&Translates by Anandajoti Bhikkhu, Buddhist Bublication Society,Kandy,Srilanka)です。

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淡々と読経を続ける僧侶と、畳の本堂で寝転がったり談笑したりと思い思いに夜を過ごす在日スリランカ人信徒の皆さん。リラックスした雰囲気に僕もどっぷり浸かってしまいました。

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13日の早朝、一晩続いた読経供養が終わると、参列者への聖糸と聖水の祝福に列が出来ました。読経で清められたお水はまさに甘露の風味。

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午前7時ごろから朝食のお布施。八月に暗殺されたカディルガマル外相の追善供養も兼ねた法事となりました。徹夜明けに朝からスリランカカレーとゆーのは、気持ちはともかく身体がびっくりしちゃいました。

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満腹になって本堂でうとうとしているうちに、11時過ぎからは今度はお昼のお布施が始まり始まり。雨安居明けの日、在家信徒が修行者に特別な袈裟(カティナ衣)をお布施するメインイベントです。

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一緒に泊り込んでいたランジット・ウヤンゴダ スリランカ大使閣下。「ちょいワルのモテオヤジ」と聞くと、寺男がまっさきに連想するのはこの方です。ん?なんか間違ってる?

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スリランカの皆さんが用意したお布施の、ほんの一部です。

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在家信徒からカティナ衣を受け取った僧侶が、その衣を比丘サンガに奉納する儀式。カティナ衣法要のクライマックスです。

カティナ衣法要の由来については、スマナサーラ長老が長文のパンフレットを執筆してくださったので、他の機会にご紹介したいと思います。五月のウェーサーカとこのカティナ衣法要、テーラワーダ仏教の二大法要とでもいうべきもの(スリランカでは八月にペラヘラ祭も入りますね)だそうです。来年からはゴータミー精舎でも開催できるといいですね。

~生きとし生けるものが幸せでありますように~

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このページは、naagitaが2005年11月16日 12:15に書いたブログ記事です。

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