29日(土)午後二時より、台東区蔵前にある浄土宗榧寺(かやでら)にて、スマナサーラ長老の月例仏教講演会が開催されました。通常はお寺の境内にある「かやの木会館」が会場になっていますが、今日は特別に榧寺の本堂が会場でした。いつもとはちょっと違った、お寺の説法会といった趣の講演会となりました。

講演会のテーマは『「自殺願望」と「自己破壊」の魔力』というシリアスなもの。
榧寺は、都営地下鉄大江戸線の史跡めぐりでも紹介されているお寺です。最初に榧寺ご住職が、秋葉権現をめぐる伝説や開山観智国師の履歴など、お寺の由緒を絵解きを交えて楽しくお話して下さいました。

講師のスマナサーラ長老が、自ら直前まで制作されたパワーポイント資料を駆使して講義をされました。Vibhava tanha(ヴィバヴァ・タンハー 非存在欲 破意欲欲)という概念を中心に、自殺と渇愛の関係についてアビダルマ(仏教心理学)論書や膨大な経典類から引き出された知識を縦横無尽に駆使し、誰にでも分かりやすく紹介するという離れ業。そのまま大部の著作になりそうな勢いの、密度濃い講演でした。

当日の資料スライドより。講演の模様は、後日ビデオ&DVDとして販売される予定です。
~*~* 生きとし生けるものが幸せでありますように *~*~

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