【速報】ふたりの日本人比丘が誕生

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本日午前9時より、ゴータミー精舎にて二人の日本人の比丘得度式(ウパサンパダー 具足戒)とウェーサーカ記念法要、そして平成16年度日本テーラワーダ仏教協会総会が開催されました。なかでも特筆すべきは、二人の日本人男性が比丘出家されたことです。スリランカから来日されたソーマナンダ大長老(ウダラタ・アマラプラ派管長)、ウィセッタ長老スマナサーラ長老ら、なんと16名ものお坊さま(スリランカとミャンマーの僧侶)がゴータミー精舎に集結し、盛大な出家式(カンマシーマーを用いた儀式)を執り行ったのです。日本国内でテーラワーダ仏教の得度式を行い、正式な比丘が誕生したことは、千数百年の日本仏教史に残るような大きな出来事です。明治時代に釈興然が志して果たせなかった、テーラワーダ仏教僧団を根付かせるという大事業の実現に、大きく近づいたと言えます。このことは仏教国ながらテーラワーダ仏教の伝統がなかった日本にお釈迦さまの法灯を伝えるという意味で二五〇〇年続く仏教世界伝道の歩みに連なる、世界史的な事件でもあるのです。これは決して大げさなことではなく、この日の集いに参じた200名近い善男善女は、そのような現場に居合わせたのです。いやぁ、功徳を積んじゃいましたねぇ。 サードゥ(善哉)、サードゥ(善哉)、サードゥ(善哉)。

出家得度された二人 俗名:西津紘一さん(右)と俗名:羽場裕晃さん(中央)。儀式の最中は、受戒式場ではナーガとタダと呼ばれる。
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スリランカ・ミャンマー・日本国内から集結した16名の比丘サンガが、カンマシーマーを作って比丘戒を授けているところ。
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出家儀式の模様は精舎1階ホール(仏殿)でもテレビ中継されました。皆真剣に見入っていました。
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スマナサーラ長老が新比丘の法名を読み上げました。俗名を捨て、西津さんはワンギーサ比丘、羽場さんはヤサ比丘となりました。お二人の出家者は、ソーマナンダ大長老とウィセッタ長老のサインの入った、比丘としての認定表を授与されました。
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ヤサ師の初仕事は、午後に催された在家者によるパネルディスカッションの司会です。
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釈尊祝祭日の記念として、参加者には川元信泰さん作の誕生仏陶像が配られました。スマナサーラ長老の「初転法輪」法話CDも記念発売され、好評を博しました。写真は精舎のお客さま受付風景です。
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~*~* 生きとし生けるものが幸せでありますように *~*~

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このページは、naagitaが2004年5月23日 22:49に書いたブログ記事です。

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